― 今、減量期間ということなんですけれど、どんな減量をしている?
「減量は2か月半前から。『ローファットダイエット』といって、脂質を抑えて、炭水化物・タンパク質を多くとる食事をやりながら、その次、『ケトジェニックダイエット』という脂をとって、からだの体脂肪をエネルギーとして燃焼する。今が、ちょっと『VLcD』っていう『ベリーローカロリーダイエット』っていうんですけど、カロリーを極力低く、今も700キロカロリーしか接種していなくて…」

極端にカロリーを制限し、短期間での減量を狙うのが、ベリーローカロリーダイエット。食事量や、カロリー計算だけではなく、塩分の量まですべて綿密に組み立てて摂取しているんです。

中田廉 さん
「今、やっていることも自分には合うと思っているんですけど、これが正解ですというわけではないので、もちろん勉強もして、知識もある中でやらせてもらっているので」
プロを引退し、再び自身の体と向き合った中田廉。トレーニングを通じて、あらためて野球選手のすごさを実感したといいます。

中田廉 さん
「自分の今の立場でこれを言うのもおかしいとは思うんですけど、やっぱり野球選手、すごいなと思う部分があって、トレーニングもしないといけない。試合でパフォーマンスも出さないといけないとなると、やることが1つじゃなくて、それでも結果が出るか、出ないかわからない世界で選手のみなさんはやっていますし」
― まわりの方の反応は?
「大瀬良(大地)投手から『パンプアップしてる?』って言われました(笑)」

― RCCラジオで『中田廉の今夜もパンプアップ』という番組(毎週火曜 ナイター終了後)をされているわけですが…
「『パンプアップ?』って言われて、『パンプアップ!』って言いました』
トレーニングから食事、さらには筋肉の知識に渡り、すべて本気で取り組んできた半年間。本来、ボディメークは1年単位で取り組むのが常識とされているなか、できることすべてを費やしてきました。

中田廉 さん
― どうですか、ずばり順調なんですか?
「順調ですね」
― 約半年ぐらいで仕上げてきた成果を大会本番で見てくださいということ?
「もちろん、もちろん。本気でやっているので、期待をしていただいている方がおられるので、いい仕上がりで最高のポージングで最高の笑顔で舞台に上がりたいと思います」

中田廉さんが挑むのは、「広島県ボディビル フィジーク選手権大会 7月30日(日)広島県民文化センター」です。(チケット完売)