新潟県が20日に発表した『感染症情報』によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たりの報告数が、前の週と比べて1.15倍に増えていたことが分かりました。
20日に発表された新潟県内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1医療機関あたりの患者数は、全県で7.88でした。
これは前の週の6.88と比べて1.15倍で、実際の患者数は662人です。
また入院者数は150~160人程度、病床使用率は9%程度で、いずれも前の週と比べて増加傾向となっています。
症状別にみると、7月10~12日の間に重症者1人の報告があったということです。
中等症の患者は15~20人程度で、こちらも増加傾向だと県ではみています。
新潟県は、発熱や咳などの症状がある場合は外出を控えるほか、手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を引続き呼び掛けています。
なお、新型コロナウイルス新規感染者数について、5月7日までは『全数把握』でしたが、5類移行後はあらかじめ指定された84の医療機関からの報告に基づく『定点把握』となっています。