5年前、栃木県日光市を観光で訪れていたフランス人女性が行方不明になっていることについて松野官房長官は、国連の委員会から情報を提供するよう要請があったことを明らかにしました。

フランス人のティフェヌ・ベロンさんは2018年7月、観光で訪れていた栃木県日光市で行方不明になり、警察は事件・事故の両面で捜索などを行っています。

この問題について、松野官房長官はきょうの会見で、国連の強制失踪委員会から日本政府に対し、情報提供などの要請があったことを明らかにし、「日本政府として、しかるべき回答を行った」と述べました。

この問題をめぐっては、ベロンさんの兄が来日し、自ら現地を捜索したり、情報提供を呼び掛けたりしています。