長野県内では感染症の流行が続いていて、新型コロナウイルスの感染者数は4週連続で増加したほか、夏風邪の一種=ヘルパンギーナは10週連続で増え、過去5年間で最も多くなっています。

長野県によりますと、7月10日から16日までの1週間に県内86の指定医療機関から報告された新型コロナの感染者数は704人で、1医療機関あたり8.19人と前の週を0.62人上回りました。

感染者数は4週連続で増加しています。

また、高熱やのどの痛みが出る夏風邪の一種=ヘルパンギーナの患者数は、6月中旬から急激に増えていて、指定医療機関から報告された直近1週間の感染者数は639人。

1医療機関あたりでは前の週より2.34人多い12.06人で流行の拡大が続いています。

ヘルパンギーナの感染者数は10週連続の増加で、過去5年間で最も多くなっています。

県では引き続き、石けんを使った手洗いや、タオルの共用を避けるなど、感染予防を呼びかけています。