新型コロナで多くの中国人観光客を失った北海道。「北海道ブランド」を頼みに、インバウンドの回復にかけています。
中国、北京市。街のあちこちで目に付くのは「北海道」の看板です。
記者
「北京の飲食店です。お昼時なんですが、みなさん北海道名物スープカレーを味わっています」
映画のロケ地として中国で知られるようになった「北海道」。旅行先としても根強い人気を誇ります。
客
「チャンスがあれば一度行ってみたい」
「今年は2回行きたい」
「11月ごろに雪の写真を撮りたい」
こうした「北海道ブランド」にかける人たちがいます。
北海道から北京にやってきたのは、副知事らの訪問団。北海道と中国とを結ぶ航空路線の増便を訴えにきたのです。向かった先は、中国国際航空の本社。
北海道 浦本元人副知事
「われわれ北海道の人間も、往来の再開を待っていた人がたくさんいます」
中国からの観光客は新型コロナの拡大前には70万人を超え、外国人観光客の2割以上を占めていましたが、コロナ以後ほぼ「ゼロ」になりました。北京・上海と千歳市を結ぶ直行便が再開したものの、以前の水準に戻るめどはたっていません。
スープカレー店店長
「新型コロナでなかなか海外に行けませんでしたが、ゼロコロナ政策が終わった後、爆発的に観光の消費が増えています。北海道にもう一度行きたい人は多いでしょう」
北海道の要望に対し、中国国際航空は「年末までには便数を回復できるよう努力する」と応じました。
北海道を訪れる外国人観光客は、日本全体のインバウンドのおよそ1割。日本の観光産業の本格的な回復のカギともなりそうです。
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