防災についてより身近に考えてもらおうと、地域の小学生を対象に高校生が防災教室を開きました。

防災教室を開いたのは、高知県立高知農業高校・環境土木科の3年生4人です。高校生たちは課題研究の授業を通じてそれぞれが興味を持ったテーマで学びを深めています。

12日は防災学習について学ぶ4人が、地域の小学生たちに災害時に自ら考えて行動できる人になってもらおうと教室を開きました。教室には岡豊小学校の学童保育に通う小学1年生から4年生までの34人が参加。地震の揺れを体験するマットに乗って実際に揺れが来たらどのような状況になるかイメージを膨らませていました。

(小学生)
「地震は揺れが大きいから逃げるのも大変」
「備えをする。(家具の)固定を家でしようと思う」

(県立高知農業高校 環境土木科 川越夕令亜さん)
「地震は揺れるので、ここにある家具が落ちてきて危ないっていうのを分かってほしくて、そこでどうするべきかというのを学んでほしかった」

高校生たちは7月21日にも南国市の長岡小学校で防災教室を開く予定で、今後も「災害に備える重要性を伝える活動を続けていきたい」としています。