きょう(13日)昼前、高松市三条町のことでんの踏切で、遮断機が下りない状態で列車が通過していたことがわかりました。ことでんは先月(6月)末同様の事案で四国運輸局から改善指示を受けたばかりでした。

(高松琴平電気鉄道 植田俊也専務)「ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びを申し上げます。大変申し訳ございません」

きょう午前11時25分ごろ、高松市三条町のことでん琴平線の下所川第一踏切を一宮駅行きの列車が通過しようとした際、運転士が踏切が動いていないことに気づき、手前で止まりました。

ことでんがその後調べたところ、その直前の11時18分ごろに高松築港駅行きの列車が、踏切が動作していない状態で通過していたことがわかりました。けが人などはなかったということです。

ことでんでは今年4月に長尾線の上福岡踏切でも同様の事案があり、四国運輸局から改善指示を受けていました。

(高松琴平電気鉄道 植田俊也専務)「非常に重く受け止めているということでございます」「ハードソフト面の両面から再発防止対策に全力で全社一丸となって取り組んでまいる所存でございます」

踏切を調べたところ主電源のブレーカーが落ちていたということで、ことでんでは、なぜブレーカーが落ちていたかなど原因について詳しく調べることにしています。