半世紀以上をねぶたとともに歩んできた第5代ねぶた名人の千葉作龍さんが青森市の大学で特別講義を行いました。学生や市民を前に語ったこととは?

青森中央学院大学で12日に開かれたのは青森ねぶた祭の歴史を学ぶ公開講義です。教壇に立ったのは第5代ねぶた名人の千葉作龍さん。20歳のデビューから去年75歳で引退するまで、半世紀以上を「青森ねぶた祭」とともに歩んできたねぶた師です。
千葉さんは、大正から平成までの祭りの写真と自身の経験をおり交ぜながら、「青森ねぶた祭り」が庶民の祭りから県を代表する観光資源へと発展していく歴史を振り返りました。

※第5代ねぶた名人 千葉作龍さん
「棟方志功さんが歓喜して、収録どころじゃない大騒ぎ。『ラッセラー』やっちゃうものですから、これが全国生中継され、万博にも行き、急激にねぶたの人気が高まった」

受講した学生と一般公募で参加した市民は、千葉さんの話に耳を傾け、ねぶたへの理解を深めました。

※受講した学生
「ねぶた祭りは大きな祭りではなくで庶民のお祝いとか小さなところから始まったということに驚いた」

※第5代ねぶた名人 千葉作龍さん
「(ねぶたの歴史を)知っている人がだんだん少なくなって私だけしか知らないこともいっぱい出てきて、責任も感じて伝えている」

「青森ねぶた祭」の歴史を学ぶ講義は青森中央学院大学が2008年から続けています。