国連の安全保障理事会は、内戦が続くシリアで反体制派が支配する地域へ支援物資を運搬する期限を延長することについて採決を行いましたが、否決されました。
国連はこれまで、トルコの国境を通じシリア北西部の反体制派支配地域へ食料などの支援物資を運搬していましたが、10日に期限が切れていました。
このため、安全保障理事会では11日、冬を乗り切るため来年4月まで9か月間支援を延長する案が出され、日本やアメリカなど13か国が賛成したものの、常任理事国のロシアが拒否権を行使して、否決されました。
米・トーマスグリーンフィールド国連大使
「本当に悲しいことです。シリアの人々にとって、そして一国を除くこの理事会にとっても悲しいことです」
一方、ロシア側は、支援はシリアの主権をないがしろにするもので、アサド政権への制裁によってシリア国民は苦しんでいる、などと主張。延長期間を半年間にとどめる独自の案を提出しましたが、賛成したのは中国のみで、否決されました。
国連のグテーレス事務総長は、報道官を通じて今回の決議に失望を表明したうえで、「支援はシリア北西部の何百万人もの人々にとって、まさに生命線となっている」と述べ、支援の継続を呼びかけました。
注目の記事
若者に蔓延する薬物“ゾンビたばこ”=エトミデートの実態 少年院で語られた後悔「気づいたときには手遅れ」逮捕者多い沖縄で取材「失恋してつらくなったら吸う」密売人に話を聞くと…【連載・ゾンビたばこ(2)】

“さくらんぼといえば山形”に危機!? 「近い将来山形県は抜かれる」さくらんぼ農家が語った不安 工夫を凝らし続ける生産者や技術者 その努力の“結実”を願って(山形)

この卵、何色…? 答えは「青」 希少なニワトリが産む“雲海ブルーのたまご” 生産者にいろいろ聞いてみた

ハッカー集団「Qilin」を取材「設備と人材はトップクラス」アサヒを攻撃した目的とは?【シリーズ・サイバー攻撃②】

呼吸のタイミングが「記憶」に関係している!? 暗記のコツは…覚える時に「吐く」 答える時も「吐く」 「声を出しながら英単語を覚える行為は、理に適っている」

【ヒグマ撃退】覆いかぶさるクマに"鼻パンチ"か 78歳男性が語る生還劇「口が開いて噛もうと…ヒグマに殺される」北海道士別市









