■MLB オールスターゲーム前日会見(日本時間11日、T-モバイルパーク)
エンゼルスの大谷翔平(29)は12日(日本時間)、マリナーズの本拠地T-モバイルパーク(シアトル)で行われるオールスター戦に向けて前日会見に出席した。
ーオールスター出場できた感想は
嬉しいですね、何回来ても嬉しいですし選んでもらって光栄だなと思います。
ー報道陣がすごいですけど
今も言いましたけど何回来ても嬉しいと思うので、まだ試合は明日ですけど、今日もホームランダービーがあるので楽しみたいなと思います。
ー楽しみにしてること
まだホームラン打ったことないので打ってみたいなっていうのが一番ですけど、しっかり準備して試合に臨みたいなと思います。
ー何打席立ちたいとかは監督とは話は?
まだ何も話してないですね。
ー相手投手のダイヤモンドバックスのZ.ギャレン投手の印象は?
まだ打順とかも分からないので、(記者:2番です)あっ、出てるんですか?じゃ、積極的に初回から行きたいなと。素晴らしい投手なので。しっかり自分のいいスイングをまずは心掛けたいなと思います。
ー大谷選手にとってオールスターとは
今回はファン投票で選んでいただいてるのでまずは選んでもらった。何ていうんですかね。まず、プレーでありがとうございますという所を、プレーで表現したいですし、一生懸命がんばりたいなという、毎年来れるわけではないので精一杯出れるときにがんばりたいなと思います。
ー打撃のアプローチは
比較的かわらないと思いますけど、よりアグレッシブにというか四球を取ってもというか…どんどんスイングしていった方がみんな楽しいんじゃないかなと思うので積極的にスイングはしたいなと思います。
ー大谷選手の原動力は
ゲーム自体が好きですし、打つのも投げるのも好きなので楽しんでまずはやるのが一番かなと思ってます。
大谷は2021年は初出場で史上初の二刀流で先発して、1イニングを3者凡退パーフェクトに抑え、勝ち投手となった。打撃では内野ゴロ2本。2022年は打者のみの出場でナ・リーグのカーショウ(ドジャース)から1球目をセンター前に弾き返しオールスター初安打をマーク、しかし直後に牽制球でタッチアウトとなった。
3年連続となる3度目はファン投票でア・リーグ最多得票を獲得、投手でも選ばれたが今月5日(日本時間)のパドレス戦で右手中指の爪が割れ、マメも出来たため緊急降板、試合後には「投げない方向でいくとは(思います)。ちょっと、無理なので」と二刀流での出場は辞退となった。
大谷は前半戦、打率.302、32本、71打点の成績で折り返し、本塁打では2位に6本の差をつけている。オールスターで期待されるのは日本人選手初となる柵越えアーチ、2007年にイチロー(マリナーズ)がメジャー史上初のランニングホームランを放っているが日本人選手の柵越えはまだない。