愛知県の絶滅危惧種に指定されている花が見頃を迎えています。
青空の下で咲く鮮やかな黄色の花、「ハマボウ」です。

県の天然記念物に指定されている田原市堀切町の野生地では、高さ3メートルあまりのハマボウが鮮やかな花を咲かせ、いま見頃を迎えています。

ハマボウは、暖かい海岸などの水辺に生えるアオイ科の植物で、黄色い花は、朝咲くとその日の夕方にはしぼんでしまいます。

ハマボウは護岸工事などの影響で年々その数が減少していることから、県の絶滅危惧種に指定されています。

花は8月上旬ごろまで楽しめるということです。