この時間も九州各地は記録的な大雨になっています。気象予報士・横尾槙哉さんの解説です。

横尾慎哉 気象予報士:
7月10日午前10時現在も九州北部は記録的な大雨となっています。
現在、筑豊地方や筑後地方、そして大分の西部では大雨特別警報が発表されているような状況です。土砂災害に最大級の警戒、そして低い土地の浸水、川の増水や氾濫にも引き続き最大級の警戒が必要です。

これまでの雨の様子です。10日未明、明け方から雷を伴って、各地で非常に激しい雨が同じようなところで降り続きました。
この時間は活発な雨雲は、大分県や熊本県に流れ込んでいて、佐賀県などは一部雨が弱まっているところもありますが、まだ九州の西の海上には活発な雨雲が控えていて、この後さらに九州北部へ流れ込んでくる予想です。

これまでの24時間雨量ですが、24時間で200ミリから400ミリの雨が降っているんですね。たったの24時間で400ミリを超えるようなところも出てきていますので、災害の危険度が急激に高まっているような状況です。














