オランダで難民流入抑制策をめぐる与党間の協議が決裂したことを受け、ルッテ首相が内閣を総辞職すると表明し、8日、国王に辞意を伝えました。

AP通信などによりますと、オランダのルッテ首相の連立政権は難民流入抑制策をめぐる与党間の協議が決裂したことを受け崩壊したということです。

ルッテ首相は8日、ウィレムアレクサンダー国王と会談し、辞意を伝えるとともに今後の対応を協議したということです。総選挙は11月以降とみられ、ルッテ政権は新内閣が発足するまで暫定政権となります。

ルッテ首相は7日の記者会見で「移民政策をめぐる与党間の意見の相違は克服不能になった。極めて遺憾だがこれが政治的な現実だ」と述べて、内閣を総辞職する考えを明らかにしていました。

オランダへの難民申請は去年、4万6000件あまりに急増。今年は過去最多を上回り7万件以上となるとみられ、難民政策が課題となっています。