停滞する梅雨前線の影響で島根県ではきょう、線状降水帯が発生しました。西日本から北日本では、来週火曜日にかけ大雨となる見込みで、気象庁は土砂災害などへの厳重な警戒を呼びかけています。

日本海に伸びる梅雨前線の活動が活発になり、各地で激しい雨が降り続いています。

記者
「午後3時すぎ、福岡県飯塚市の国道です。道路の排水が追い付かず、完全に冠水してしまっています」

けさ、線状降水帯発生情報が発表された島根県の出雲市や松江市の各所でも道路が冠水。

記者
「今、水没した家の住人らがボートによって救助されていきます。住民の中には小さな女の子の姿もみられます」

出雲市では周辺の道路が水没し孤立してしまう民家が出たため、ボートを使ってこの家に住む家族5人の救出活動が行われました。

出雲市と松江市では、あわせておよそ37万人を対象に警戒レベル4の「避難指示」を発令しています。

一方、木山川が氾濫した熊本県の益城町では復旧作業に影響がでています。

本堂が倒壊した寺で行われていた土砂の撤去作業は、これからの大雨を警戒し、大人数での作業を中断しているということです。

あす夕方までの24時間に降る雨の量は、熊本県の多い所で200ミリの見込みで、熊本市は土砂災害のおそれがあるとして、市内全域に高齢者等避難の情報を出しています。

梅雨前線は本州付近に停滞し、活動が活発となるため、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨になる見込みです。