米津龍一気象予報士:
この週末の猛暑が続くのかどうか、ポイントはこちら。

週末は梅雨空が戻り、蒸し暑くなる見込み

天気図を見ていきます。ポイントとなるのが梅雨前線の位置です。
梅雨前線というのは、空気の境目となっていまして、
梅雨前線の北側は乾いた空気、南側は湿った空気となります。

8日はこの梅雨前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいきます。

これは雨雲の元となりまして、山にぶつかりやすく山沿い中心に雨を予想していますが、湿った空気が非常に大きい見込みなので、内陸の方にも入り込んでくるかもしれません。

9日の日曜日も梅雨前線がほぼほぼ停滞するような形となります。
ですから、同じように湿った空気が入り込みやすくなり、そこにぶつかりやすい、峡南や富士五湖は雨の量が多くなるかもしれません。

近県でもやはり雨雲の通り道となる静岡、さらに長野県の南部の辺りでは雨の量が土曜日・日曜日にかけて多くなる恐れがありますので、最新の情報をご確認ください。

梅雨明けはいつになりそうなのか、甲府の16日間先の予報は。

ほとんど雨マークがつかない形です。といいますのも、夏の天気の主役である太平洋高気圧がだんだん北上する形となり、梅雨前線を北日本へと押し上げる格好となります。
私の予想ですが、関東甲信で最短だと来週の火曜日、もしかしたら3連休中の15,16,17日辺りで梅雨明けの発表があるかもしれません。