軍事転用可能な機材を不正に輸出したとして、横浜市の機械メーカー「大川原化工機」の社長ら3人が逮捕・起訴され、その後、一転して起訴が取り消されたことをめぐり、警察庁は6日夜、過去に発行した「警察白書」などから、この事件に関する記載を削除したことを明らかにしました。
「大川原化工機」をめぐっては、社長らが違法な捜査を受けたとして、国などに賠償を求める裁判が行われています。
削除した理由について警察庁は、去年8月、当事者側から「警察白書」の記載を削除するよう要請があったことを明らかにした上で、「起訴が取り消されたことなどを受け、当該事件を不正輸出対策の事例として掲載しつづけることは適切ではないと判断した」としています。
一方、当事者側からの要請にもかかわらず、1年近く削除されなかったことについて、谷公一国家公安委員長はきょう、「民事で係争中の事案であり、白書での記載も実名ではなく匿名であったことなども踏まえ、対応を検討中であったと聞いている」とした上で、「警察庁に対し、削除がこの時期になったという経緯も含めて、丁寧な説明を行うよう指示した。説明することで関係者の理解を得るよう努めていただきたい」と述べました。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









