閲覧制限や有料化などで混乱が続くツイッター。これに対抗しようと、フェイスブックやインスタグラムを運営するライバル、IT大手メタが新たなSNSの提供をスタートしました。
ツイッターに対抗するSNSとして、けさスタートした“スレッズ”。提供するのはフェイスブックやインスタグラムを運営するアメリカのIT大手メタです。
2つの画面を比べてみると、見た目はほとんど変わりません。
日本語など30以上の言語に対応。ツイッターと同じように文章を投稿できます。ただ、投稿できる文字数はツイッターより多い500文字。
これまで短文投稿のSNSで圧倒的なシェアを誇っていたツイッターですが、去年10月にイーロン・マスク氏に買収されてからは混乱が続いています。
買収後早々、全従業員7500人のおよそ半数を解雇。また、アカウントの認証バッチが有料化されたほか、今月1日には不正なデータ収集に対応するとして突如、閲覧できる投稿数を制限すると発表。
ツイッターの投稿を見られなくなるユーザーも…
「ツイッターめちゃくちゃ使っている友達は見られなくなった。やることなくなったって」
「(スレッズを)友達がやるのであれば、やってもいいかな」
今回、ツイッターに対抗するスレッズの登場は、転換点になる可能性があると専門家は指摘します。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 山口真一 准教授
「これまで短文投稿のSNSのマーケットでは、ツイッターが圧倒的なシェアを誇っていた。(メタは)ツイッターの最近の失敗をよく見てる。おそらく、そういう失敗は避ける。王者が変わるかもしれないという意味での転換点にもなりうる」
スレッズが広まればツイッター離れの動きが加速する可能性もあります。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

