一方、打線は、春の大会で5試合平均7.6点と成長。引っ張るのは2年生から4番を打つ 河野優輝 キャプテン。

河野優輝 主将
「自分の代は、楽しくやるってことを意識してやって、徐々にいい結果がついてきたんじゃないかなと思います」

宇多村監督が「最近では一番仲が良い」と話すこの世代に、さらにプラスしたのは―

河野優輝 主将
「振ること、誰よりも多く振ること、仲間の誰よりも振る。その積み重ねだと思います」

公式練習だけでなく、自主練でもチーム一丸で振り続けてきました。

八尾剣太郎 選手
「ご飯をいっぱい食べるとか、そういうことをして、けが明けから野球の質が変わりました。飛距離が伸びるようになりました」

2年生から3番を打つ 八尾剣太郎 も自信を深めています。

八尾剣太郎 選手
「去年までは逆方向が多かったんですが、ことしはちょっと力もついて、引っ張る打球が増えたと思います」

キャッチャーの吉田も飛距離が伸びた1人です。

吉田慎平 選手
「本数で決めるんではなくて、しっかり満足するまで振っています」

受け継いだ守りの野球に強打をプラスした打線。全国区の広陵の壁に立ち向かいます。

新田遥輝 投手
「夏はチーム全体で一戦必勝を胸に、全力で勝利につなげていけたらいいなと思います」

河野優輝 主将
「技術面でもそうですが、気持ちの面で広陵高校さんには『絶対に負けないんだぞ』っていう気持ちで戦っていきたいと思います。自身はあります」