東京電力に柏崎刈羽原発を運転する“適格性”があるのかどうか、原子力規制委員会が再び確認し直すと決めたことについて、柏崎市の桜井雅浩 市長は5日、「難しい判断になるのでは」と述べました。

原子力規制委員会は先月、原発を運転する資質=いわゆる適格性が東京電力にあるかどうか改めて議論し直す考えを示しています。

この適格性の再確認について柏崎市の桜井雅浩市長は…
【柏崎市 桜井雅浩 市長】「会社、もしくはその会社をつかさどる社員のそれぞれ一人一人の適格性だとか資質だとかを規制委員会がどうやって判断するのかな。その基準も含めて、難しい判断になるのだろうなと」

一方で桜井市長自身も21年から東電の適格性を疑問視する発言をしていました。また先月には、「東電が原発の再稼働を担える会社なのかどうか、自問自答を始めた」と述べていて現在もこの気持ちに変わりはないとしました。