新潟市北区に“トンボ池”と呼ばれている池があります。地元の小学生がボランティアと一緒に池に住む生き物を観察しました。どんな生き物が見つかったのでしょうか?

「おはようございまーす」
新潟市北区の濁川 自然生態観察園にやってきたのは濁川小学校の3年生52人です。この日の教室は、通称“トンボ池”。池に棲む生き物を観察する課外授業です。

「なんかいるなんかいる!」

トンボ池は地域の人たちが自然に親しみ、観察する場として排水機場の跡地に20年以上前に作られた人工池で、トンボやカメ、ザリガニなど様々な生き物が生息しています。

授業は池を管理し、守っている地元ボランティアの協力で行われ、子どもたちはボランティアの説明を聞きながら、池に棲む生き物を網で探したり観察したりしました。

【児童は】「ザリガニってこんななんだと思った」

【児童は】「観察できて楽しい」

【虹いろの会 辻二郎 会長】「人間も一つの命だし、虫だって一つの命。大きくなったときにこれを生かして次の世代の子どもたちに繋げてほしい。それがひいては環境の保全に繋がるんじゃないかなと」

子どもたちは水辺の生き物を実際に見て、触れて、元気いっぱいに自然を感じていました。