宮下宗一郎知事は4日、県議会の各会派を訪ね就任の挨拶をしました。県議会と連携を深め県政前進の大きな旋風を起こす考えです。
※宮下宗一郎 知事
「これからの4年間、スピード感をもって、青森県の未来と県民の皆様の暮らしにしっかり向き合い、1人1人の思いを実現する青森新時代を目指し全力で取り組んでいきます」
6日、就任後初めての定例県議会が開会するのを前に宮下知事は各会派を訪れ、就任のあいさつをしました。このうち29人が所属する最大会派の自民党は6月の知事選で自主投票となり支持する候補が割れましたが、選挙後の会議で宮下知事にできる限り協力する方針を確認しています。
※自民党県連 阿部広悦 筆頭副会長
「あとでいろんなわだかまりがあってはならないという決め方のなかの自主投票だと私は理解していますので、そういうことはないと思っています。我々も胸襟をひらきながら、すべての県民のためにという思いです」
※宮下宗一郎 知事
「(議会と知事は)車の両輪という言葉そのものが旧時代な気がしていて、一輪です。1つの輪になって、県政前進の大きな旋風を起こしていけるかは、県議会の皆さまとの連携がすべて。しっかり連携を深めていきたい」
宮下知事は定例県議会に小谷知也総務部長を副知事に起用する人事案などを提案するとともに所信表明をします。県議会では青森新時代を掲げる宮下県政との向き合い方をまだ鮮明にしていない会派もあり今後の動向が注目されます。