新潟県佐渡市の小学校で下校時のスクールバスで児童の降ろし忘れがありました。バスの運転手は学校などへの報告をしていませんでした。

佐渡市教育員会によりますと、児童の降ろし忘れがあったのは、6月30日午後2時半ごろです。スクールバスの運転手は、児童32人を乗せ小学校を出発し、バスから全員を降ろしたと思いこみ学校に戻りましたが、高学年の児童一人が車内で寝ていたということです。

午後3時に別の児童らを乗せてバスを走らせていると寝過ごした児童が「降り忘れたので停留所で降ろしてほしい」と運転手に伝えたことで、降ろし忘れていたことが分かりました。
児童は本来降りるべき停留所で降り、帰宅しています。

当時、運転手から学校などへは報告をしておらず、3日になって、別の児童の保護者から学校に連絡があり、発覚しました。

運転手は「報告を忘れていた」と学校に説明しているということです。

佐渡市教育委員会は運転手に対して、速やかな報告と降車確認の徹底をするように注意したということです。