今回の大雨の原因と今後の見通しについて気象予報士、大森麻以さんの解説です。
大分県内は、金曜日から土曜日を中心に大雨になりました。29日金曜日夜9時の天気図では、梅雨前線が九州の北側に停滞し、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいました。また、上空には寒気が流れ込んだため、大気の状態が不安定となり、次々に雨雲が発生しました。
この影響で、山口県では、1日土曜日の未明、線状降水帯が発生しました。また、大分県内でも日田市や由布市を中心に大雨になりました。
降り始めからの雨量は、3日の時点で日田市椿ヶ鼻で697ミリ、湯布院で554.5ミリなどとなっていて、湯布院では平年の7月1か月分の1.5倍以上の雨がすでに降っています。
そしてこの先の予想を見ますと、7日の金曜日以降、雨マークが並んでいます。今回と同じような位置に梅雨前線が停滞し、再び大雨になる可能性があります。
今回の雨ですでに地盤が緩んでいる所に、再び多くの雨が降るため、災害の発生するリスクが高いです。
今後の雨の情報に注意してください。
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