新潟県は「道路除雪オペレーター」の確保と育成のため、資格要件のひとつとなる「大型特殊免許」の取得に必要な経費に対して補助金交付を行うと発表しました。

新潟県は管理する国道や県道などの道路の除雪を、建設会社などの事業者へ委託し行っています。しかし、近年はオペレーターの高齢化に加え、後進の育成も課題となっているということです。
そこで大型特殊免許の取得について、企業が支援した経費(自動車学校の費用など)について補助を行うことになりました。このような取り組みは新潟県としては初めてです。

4月1日から来年2024年2月までに免許を取得した人が対象で、補助率は対象となる経費の45/100以内で、上限は5万円。交付予定人数は60人程度を予定します。

申請の受付期間は8月1日から9月29日までです。

新潟県道路管理課の担当者は「今すぐに除雪ができなくなるということはないものの、今後の除雪体制の維持を考えて補助事業を決めた」としています。