全線再開以降、多くの人でにぎわうJR只見線沿線で、観光客向けのカーシェアリングが始まります。

JR只見線沿線などの7町村で作る協議会は、観光客が気軽に利用できる交通手段を確保しようと、7月1日からカーシェアリングの実証事業が始まります。

JR只見線は、去年10月の全線再開以降、多くの観光客が訪れる一方で、駅から観光地までを結ぶ交通機関が少ないことが、課題となっています。

只見川電源流域振興協議会・鈴木徹さん「駅で観光客の足が停滞してしまっている現象が生じている所だった」

課題の解決のため、1日から只見線沿線の4か所で始まるカーシェアの取り組み。スマートフォンの専用アプリを使って、予約や料金の支払いなど一連の手続きを行います。

只見川電源流域振興協議会・鈴木徹さん「(鉄道の)ダイヤが長いので、半日くらい車に乗って周遊いただくことも可能だと思うので、駅だけでなくて、鉄道だけではなくて、車でしか行けないポイントに観光で訪れていただければと思います」

カーシェアリングは、今年12月末まで行われます。