仕事による強いストレスなどが原因で精神障害になったとして、昨年度に労災の申請がされた件数が過去最多となったことがわかりました。

厚生労働省によりますと、2022年度に仕事による強いストレスなどが原因で精神障害になったとして、労災の申請がされた件数は2683件に上りました。

前の年度より300件余り増え、調査を始めて以来、最も多くなりました。

実際に精神障害で労災と認められたのは710件で、こちらも過去最多となりました。

また、長時間労働などによって脳や心臓の疾患を引き起こし、労災の申請がされた件数は803件でした。