いよいよ始まる甲子園を目指す高校球児たちの夏。
こうした中、鳥取県では、高校球児のレベルアップなどを目標に、元プロ野球選手・川口和久さんによる指導が行われています。
6月21日、八頭高校のグラウンド。
そこには元プロ野球選手・川口和久さんの姿が。
川口さんが抱くのは、甲子園での2勝目が遠い鳥取県の高校野球をなんとかしたいという思い。
こうした中、川口さんは、甲子園2勝を目標に今年4月、県のスポーツ特別アドバイザーに就任。
年間を通じてチームを指導する活動はこの秋からですが、この夏は春の県大会ベスト4のチームを対象に指導しています。
八頭高校では、チーム一丸となって大会に臨むよう部員に声を掛け指導をスタートしました。
広島や巨人で投手として活躍した川口さんの指導は投手力アップが中心で、スピード、コントロールなどピッチャーの悩みを聞き出しながら、脚をあげるときに力まないこと、背中や内腿の筋肉を使ってフォームを固めることなどをアドバイスしていました。
川口和久さん
「この肩にこっちの肩をポンと入れ替える感じで」
八頭高校 三上成惺投手
「話しやすいというか、近く、相談に乗ってくれる人みたいな感じ。フォームもちょっとずつ良くなってきていると思います」
川口和久さん
「プロのノウハウを高校生の皆に感じて欲しいと思いますし、そこで何かをつかんで自分の中に取り入れて、そしてレベルアップしていくとい方向で、僕も継続的にやっていきたいと思います」
川口さんの挑戦は始まったばかり。
鳥取大会は7月8日に開幕します。














