去年2月、愛媛県東温市を通る伊予鉄道横河原線で起きた脱線事故で、国の運輸安全委員会は、ポイント部分の金属部品が折れたことが事故原因とする報告書を公表しました。
この事故は去年2月7日、伊予鉄・横河原線の見奈良駅構内で、高浜駅に向かっていた3両編成の電車が脱線したもので、乗客と乗員あわせて15人にけがはありませんでした。
事故の原因などを調べていた国の運輸安全委員会が報告書をまとめ、それによりますと、線路のポイント部分のレールに取り付けられた「転てつ棒」と呼ばれる部品が、振動による金属疲労で折れたことが脱線の引き金になったと指摘しました。
また「転てつ棒」の定期点検を塗装をはがさずに実施していたため「亀裂を発見できなかった可能性がある」と指摘しています。
事故を受け伊予鉄は、全路線を対象に、設置されている25カ所全ての「転てつ棒」を新しいものに交換したほか、今後は取り付けから10年が経過すれば交換するなど、再発防止に取り組む考えです。
調査報告書を受け、伊予鉄は「報告書を精査し、再発防止に努める」とコメントしています。
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