アメリカのバイデン大統領が睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するために治療機器を使用したことがわかりました。
複数のアメリカメディアは28日、“バイデン大統領が睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するために、寝ている間に圧力をかけた空気を鼻から送り込む「CPAP」と呼ばれる治療機器を最近使用し始めた”と報じました。
ホワイトハウスの報道担当者はCPAPを27日夜に使用したことを認め、28日午前、ホワイトハウスから出てきたバイデン大統領の頬から耳の下にかけては、CPAPを装着したことを示すような痕がありました。
バイデン大統領はオバマ政権で副大統領に就任する前の2008年に睡眠時無呼吸症候群の症状があることを明らかにしていて、ホワイトハウスは「症状がある人がCPAPを使うことはよくあることだ」とコメントしています。
今年2月にバイデン大統領が受けた健康診断では睡眠障害に関する指摘はなく、主治医は「大統領の職務を問題なく務めることができる」と報告しています。ただ、現在80歳でアメリカの大統領として史上最高齢のバイデン氏は健康面が不安視されています。
また、バイデン大統領はこの日プーチン大統領について「彼は明らかにイラクで負けている」と発言。「ウクライナ」を「イラク」と言い間違えたとみられますが、前日も同じ言い間違いをしていて、SNS上では認知能力の衰えを懸念する声も出ています。
NBCテレビが今月行った世論調査では、バイデン氏の精神的・肉体的な健康状態について68%の人が「懸念している」と答えていて、前回の大統領選挙前の2020年10月の調査時に比べて大幅に増加しています。
注目の記事
「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

ご存じ?「エアコン2027年問題」とは?国の省エネ基準の見直し 安いエアコンが市場からなくなる可能性が!?

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム

民間人を地面に叩きつけ手錠…米軍憲兵が誤認逮捕で暴力 規制対象の米軍人と勘違いか 「身分証示さない日本人も拘束できる」と誤った認識も 動画がSNSで拡散(11月30日午前 記事更新)

「素朴にロバがいる生活っていいな…」ロバと元新聞記者がめぐる全国旅①北海道の海洋深層水を釜で煮立てて塩作り 熊出没で相棒のクサツネに迫る危機も









