こうした反乱は、ウクライナ侵攻の戦況にどのように影響してくるのか。ウクライナで取材を続けている増尾さん。
私がいるのは、ウクライナ南部ヘルソン市内です。
後ろに見える川がドニプロ川ですが、この川の奥、7キロほどのところにロシア軍の前線があり、まさに川を挟んで、ウクライナ軍とロシア軍がにらみ合っている場所でもあります。
ウクライナ軍は今月上旬から領土を奪い返そうと本格的な反転攻勢に出ていますが、まさにここもウクライナ側による反攻の可能性が指摘される場所でもあり、数分に一度砲撃音が鳴り響くなど、緊迫した状況が続いています。
そうした重要な局面のさなかに起きたロシアでの反乱ということもあり、ウクライナでの関心は非常に高いです。
地元メディアも連日最新情報を伝え続け、市民の間でも今回の反乱に乗じたウクライナ側の攻勢が強まるのではないかという期待の声が多く聞かれます。
一方で、戦況への影響についてはウクライナ側からの目立った言及はありません。
ただ、地元当局によりますと、ヘルソン市内ではおととい、きのうと、ロシア側からの砲撃の頻度がぐっと少なかったということです。今回の反乱がロシア側前線部隊の指揮系統に少なからず影響を及ぼした可能性は考えられます。
さらに、ロシアが占領する向こう岸にウクライナ軍の一部が渡り、そしてロシア軍と戦闘になっているのではないかという情報がけさから出始めています。
今回の反乱との因果関係は分かりませんが、いまが好機と捉えた動きの可能性も考えられます。
いずれにせよ、ロシア国内での混乱は収まったとは決して言えませんので、この混乱がより深く、長いものになれば、長期的にはその分だけ戦況に影響を与えてくるものとみられます。
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