独立リーグ・ルートインBCリーグの新潟アルビレックスベースボールクラブ=アルビBCが、NPBのファームリーグへの参加を目指し、26日に会見を開きました。「チームの長年の夢」に向け戦力・環境ともにさらなる充実が必要だということです。

【坂部友宏キャスター】
「プロ野球NPBの1軍を数日後にも目指す選手が、このハードオフエコスタジアムで常日頃試合をする時が、来年にもやってくるかもしれません」

【新潟アルビレックスBC 池田拓史社長】
「NPBというステージで戦うことは、球団創設以来の長年の夢でございます」

新潟アルビレックスBCは設立17年目。
ハードオフ・エコスタジアムや長岡市悠久山野球場などを本拠地に活動し、今シーズン、BCリーグで北地区2位につけています。

こうした中、NPB=日本野球機構は、来年または再来年から2軍のファームリーグの公式戦に新規参加する球団を公募していて、アルビBCは、DeNAや巨人、楽天などが戦う「イースタンリーグ」への来年からの参加を目指し、期限の来月31日までにNPBに申請する方向です。新しく参加できるチーム数は未定だということです。

【新潟アルビレックスBC 池田拓史社長】
「ハードルとして、非常に狭き門といいますか」

参加が認められた場合、アルビBCは今シーズンの倍以上となる年間およそ140試合を戦うことになり、元NPB選手や外国人選手の獲得、指導者の増員、屋内練習環境の整備などを含め、チームの予算規模を大幅に増やす必要があるということです。

新潟アルビレックスBC 池田拓史社長

【新潟アルビレックスBC 池田拓史社長】
「(予算は)現状の会社の規模の倍ぐらいにはしていかないといけないなというのは強く感じていて。しっかりと皆さんに楽しんでいただけるようなゲームをお見せできるような戦力を整えていく」

アルビBCは「16年間の球団運営実績が強み」として7月末までの申請に向け、課題をクリアしていきたいと意気込みました。