柳井市のシンボルとも言える、金魚ちょうちん。
これから本格化する夏が「金魚ちょうちん」のシーズンということで、工房で製作が最盛期を迎えています。
ちょっと変わったちょうちんも見つけました。

山口県柳井市の柳井広域シルバー人材センターの工房では、伝統工芸品・金魚ちょうちん作りが最盛期を迎えています。
スタッフは竹ひごで組み立てたものに和紙を貼り、色を塗るなどして、丹精込めて仕上げていきます。

来月22日から1か月あまり、市内の白壁の町並み(しらかべのまちなみ)では金魚ちょうちんが夜間、点灯されます。
8月13日に開かれる金魚ちょうちん祭りでは、多くの人の目を楽しませてくれそうです。

柳井広域シルバー人材センター・金魚班の班長「最後の追い込みに入っている。『かわいいね。この金魚ちょうちんは』って(見た人が)言って、喜ばれたら声をかけてもらえたらうれしい」

取材をしていると、あまり見かけることのないちょうちんに気が付きました。
記者「金魚ちょうちんといえば、この赤をイメージされる方も多いかとは思うんですが、こちら見てください。さまざまな色、さまざまな様相の金魚ちょうちんもあるんです」

警察から依頼を受けて製作したという、警察バージョン。
市民を守ってくれそうな、ちょっと強そうに見えますでしょうか?

市から依頼のサッカーJ2・レノファのカラー。
J1昇格の夢をかなえてくれそうな鮮やかなオレンジ色です。

こちらは税務署をイメージ。

さらに、フラワーランドが発注したというリンドウをモチーフにしたさわやかなもの。

工房には、こうした「レアもの」も並んで、愛くるしい表情を見せてくれていました。