サッカー・明治安田生命J1リーグは24日に第18節が行われました。
リーグ後半戦に入ったアルビレックス新潟は柏レイソルと0対0で引き分けました。

リーグ後半戦初戦。前半戦を13位で折り返し巻き返しを図るアルビですが、これまで攻撃を牽引していた伊藤涼太郎のベルギー移籍でチーム力が試されます。

試合開始時のフォーメーション図(白:アルビレックス新潟 黄:柏レイソル)

伊藤が抜けたアルビは、リーグ戦では今季初となる4―4―2のフォーメーションを採用。鈴木・三戸の2トップで、ここまでリーグ最下位の柏のゴールを狙います!

その鈴木と三戸で、前半チャンスを作ります。
前半22分、鈴木が残したボールを三戸が繋ぎ、再び鈴木が反転シュートを放つなどチャンスを作ると、後半11分には、新井のクロスから小見のヘディングシュート!これは惜しくもキーパー正面…

後半19分 MFダニーロに代えてFW谷口がピッチに 三戸が右MFへ

その後、アルビは右MFダニーロ・ゴメスに代えてFW谷口海斗をピッチに入れます。谷口は鈴木との2トップとなり、三戸舜介が右サイドへと移ります。

後半23分、3試合ぶりのリーグ戦出場となるDF堀米悠斗主将がピッチに

さらに後半23分には、けがから復帰したキャプテン堀米悠斗をDF新井直人に代えてピッチに投入。その後は柏に押し込まれる時間帯が続きますが、柏・FW武藤雄樹の決定機はアルビのGK小島亨介のナイスセーブで得点を与えません。

しかし後半37分にアクシデント。途中出場のDF堀米悠斗が左太ももを負傷し、交代を余儀なくされます。

後半37分 DF堀米が負傷交代した後のフォーメーション 堀米→田上、星→島田に

なかなか攻撃のアクセントがつけられないアルビに対して、柏は試合終了直前にも決定的なチャンスを作りますが、“守護神”小島のビッグセーブで得点を許さなかったアルビ。そのまま6試合ぶりの“無失点”で、リーグ後半戦引き分けスタートとなりました。

【松橋力蔵監督】
「勝つことは出来ませんでしたけど、選手は本当に最後まで勝ち点3というものに、しっかりとそこを取る意識と覚悟を持った中で、しっかり戦ったと思います。次節にしっかり繋げて行きたいと思います」

次節は7月1日(土)、ホームで現在リーグ6位のサンフレッチェ広島と対戦します。