ウクライナ軍のロシア軍に対する反転攻勢が続く中、イギリス国内で行われているウクライナ兵の訓練の様子が公開されました。
記者
「発煙筒を焚いて敵から見えにくい状態で前進する訓練が行われています」
銃を持ってほふく前進するウクライナ兵。いずれも入隊したばかりか、戦闘経験が浅い兵士たちです。
ここはイギリス南東部ケント州の訓練場で、ウクライナ兵はイギリス軍の指揮官の指示を受けながら、武器の扱い方や負傷兵の応急措置、占拠された住宅地の奪還などの訓練を5週間にわたって行います。
こちらの男性は印刷会社を経営し、これまでに戦闘経験は全くありませんでした。
印刷会社を経営していた兵士
「自分の家族や国を守るため入隊しました。私には妻と17歳の息子、10歳の娘がいるのです」
イギリスが主導するウクライナ兵の訓練「インターフレックス作戦」は26日で1年を迎え、これまでに1万7000人以上の兵士が訓練を終え、来年末までにあわせて3万人が訓練を完了する予定です。イギリスはこのほか、ウクライナ兵に対し主力戦車「チャレンジャー2」の操縦訓練を行うなど、訓練の対象を拡大させています。
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