1966年、静岡県の旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、死刑判決を受けていた袴田巌さんのやり直しの裁判に向けて6月25日、静岡市で支援者による集会が開かれました。

25日、静岡市清水区で開かれた集会には姉のひで子さんや支援者らおよそ60人が集ました。

<姉・ひで子さん>
「最後まで気を抜いたらいけないふんばりどころ」

袴田巌さんをめぐっては、2023年3月に再審が決まっていて、現在、やり直しの裁判に向け、裁判所・検察・弁護団による3者協議が進められています。

25日の集会で弁護団の水野智幸弁護士は、再審公判の場で「一刻も早い無罪判決と捜査機関の証拠のねつ造を認めさせる」などと今後の方針を支援者らに話しました。