山西優希 巡査部長
「ふだん、道路上で走行するのとはまた別の操作方法が必要になるので、訓練で低速走行や細かいハンドル操作などを練習していきたいと思っている」

例えば、コーンのせまい間をすり抜けていく訓練―。幅はおよそ130センチで、白バイが通ろうとするとギリギリです。

山西優希 巡査部長
― せまい道での走行は?
「ふだん、道路でしないような操作、細かいハンドル捜査だったり、アクセルやブレーキ、そういったものが必要になってくるので、緊張はしたが、うまくできてよかった」

長さおよそ15メートルの一本橋の上を低速で走行していきます。しかし、わずか20センチあまりしかない幅の上で白バイを運転するのは簡単ではありません。

山西優希 巡査部長
「遅ければ遅いほど、技術がすごいということになります。わたしは、これがとても苦手ですが、クラッチとブレーキの操作がうまくできれば上手にできるということなので、うまくできてよかった」

訓練を終えた山西さんは…

山西優希 巡査部長
「率直な感想は疲れました」

白バイ隊員になって4年目…。山西さんは、「バイクに乗る人の見本になるようにしたい」と話します。

山県警察署 山西優希 巡査部長
「『いってきます』と笑顔で言って出ていったのに、帰ってこないという家族の方を見ているので、そういった事故が1つでも減るように日頃から取り締まりや安全教育をさせていただかなくてはいけないと感じている」