静岡県議会6月定例会が6月23日開会し、川勝知事は熱海土石流災害の行政対応をめぐり、県による再検証を行うと正式に表明しました。
県議会6月定例会に上程された補正予算案は一般会計で93億100万円で、中小企業などに対する電気料金の支援に24億円、宿泊事業者の人材確保の支援に2650万円などが計上され、即日可決されました。
また、熱海土石流災害の行政対応をめぐり、県議会の特別委員会が県が設置した第三者委員会の検証が不十分だとして検証のやり直しを求めたことについて、川勝知事は、再検証を行うと正式に表明しました。
<静岡県 川勝平太知事>
「砂防法や森林法などに関して、検証委員会において取り扱われていない、新たな視点に基づくご提言をいただいたことを重く受け止め、県として改めて検証を行い、その結果を速やかに県議会にご報告してまいります」
また、補正予算案には9月に予定されている伊豆山地区の警戒区域解除を見据え、被災者の住宅再建支援に2500万円が盛り込まれました。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









