トルコ中央銀行は22日、主要政策金利を8.5%から15%に引き上げることを決めました。エルドアン政権のもと、物価高にもかかわらず異例の低金利を強行してきたトルコですが、2年3か月ぶりの利上げとなります。

トルコ中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利を現状の8.5%から6.5%引き上げ、15%にすることを決めました。利上げは2021年3月以来、2年3カ月ぶりです。

トルコでは去年、一時、前年比で80%を超えるインフレ率となり、先月も40%近くを記録しました。

エルドアン大統領の意向に沿い、中央銀行は物価高でも金利を下げるという異例の対応を続けてきましたが、エルドアン氏は5月の再選のあと、財務相と中央銀行総裁を刷新し、政策転換を示唆する発言をしていました。

トルコ中央銀行は声明で「金融引き締めは、インフレ見通しの大幅な改善が達成されるまで、適時かつ段階的に、必要な限り強化される」としていますが、エルドアン氏は「金利を下げれば物価は下がる」という独自の理論は変えておらず、利上げがいつまで続くのかは不透明です。