「ChatGPT」などの生成AIを教育現場でどのように活用すべきか。文部科学省がまとめた、小中高校向けのガイドラインの原案が明らかになりました。来月初旬に公表する方針です。
原案によりますと、生成AIは発展途上であり、「生成AIを使いこなす力を意識的に育てる姿勢が重要」と強調したうえで、創造性や批判的思考への影響、著作権侵害などのリスクもあることから、「限定的な利用から始めることが適切」と指摘しています。
一部の学校で試験的に導入し、課題を検証するとしています。
利用が不適切な場面として、▼生成AIの性質や限界について学習せずに使用する、▼詩や俳句の創作、美術など生徒の感性や独創性を発揮させたい場面で最初から安易に使わせる、▼定期考査や小テストなど学習評価に関わる場面で使わせるなどを挙げています。
利用が適切な場面としては、▼班の考えをまとめる活動の途中で足りない視点を見つけ議論を深めるために使う、▼高度なプログラミングを行う上で適切に用いるなどとしています。
また、▼夏休みの読書感想文や日記、▼コンクールへ作品応募などで、生成AIを使ったにもかかわらず、自分で作成したとして提出することは不正行為であり、自分のためにならないと十分に指導する必要があるとしています。
政府は、この原案をもとに修正し、来月初旬にもガイドラインを公表する方針だということです。
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