夏が近づく中、新潟県佐渡市では「サクランボ」の収穫がピークを迎えています。
真っ赤に実った艶やかな『佐藤錦』。

気温が上がる日中は実が傷つきやすくなるため、佐渡市 新穂潟上の須田農園では、朝5時から手作業で収穫しています。

佐藤錦は、糖度が高くて酸味とのバランスも良い品種で、須田農園では生産量の6割を佐藤錦が占めているそうです。

今年は3月の気温が高かったこともあり成長が進み、収穫開始は例年より5日ほど早まりました。

【須田農園 須田勝洋さん】
「佐渡島内では春先の低温もあったのですが、うちは幸いそういう被害もなくて、ここ数年の中では一番収量がある」

佐渡島内のサクランボの収穫は6月いっぱい続き、須田農園ではおよそ1トンの収穫を見込んでいます。
