ウクライナ南部のダム決壊をめぐり、AP通信は、「ロシア側が決壊させる手段と機会を持っていた」と報じました。
AP通信は、ウクライナ軍のドローンが先月28日に撮影したとする、ロシア側が支配するカホフカ水力発電所のダム上の道に乗用車が停車している写真を18日公開しました。
乗用車は屋根がくり抜かれていて、地雷とみられるものが積まれているように見えるとしています。
この後、今月6日にダムが決壊し、周辺一帯に洪水が発生しました。
AP通信は、ウクライナ軍幹部の話として、地雷だけでは決壊を生じさせるだけの威力はないが、ダムの機械室から起きたとみられる爆発を増幅させ、堤防の上部を破壊する目的があったと分析、「ロシア側が決壊させる手段と機会を持っていた」と報じました。
これに先立ち、ニューヨークタイムズは、決壊について、水中のコンクリート構造内部にあり、機械室につながる整備用の通路に仕掛けられた爆発物によるものとみられると報じています。
ダム決壊による洪水被害をめぐっては、ウクライナ内相は、17人が死亡、31人が行方不明だとしていて、ロシアメディアは、ロシア側支配地域で35人の死亡が確認されているとしています。
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