高校生No1を目指した戦いの開幕です。若きアスリートがインターハイを目指す中国高校総体・陸上競技大会が、岡山市北区で始まりました。
シティライトスタジアムで熱戦の火蓋が切られた中国高校総体・陸上競技。中国地方5県から、県予選を勝ち上がった約1260人の高校生アスリートが出場し、会場で躍動。8月から北海道で開催されるインターハイを目指し戦います。

大会初日のきょう(16日)、女子1500メートル決勝には、津山高校のドルーリー朱瑛里選手が登場。前半は先頭集団で様子を伺うレース運びでしたが、ラスト200メートルでスパート。ぐんぐんと後続に差をつけたドルーリー選手は中国高校記録を更新し優勝、1年生ながら堂々とした走りでインターハイ出場を決めました。
ドルーリー選手は「入りの400メートルでいいペースに乗ることができ、レースの流れをつくることができました。応援も力になりました」とコメントしています。
また3位には興譲館高校の樋口美桜選手も入りました。
男子400メートル決勝には、岡山工業の谷野佑成選手が登場しました。谷野選手はスタートから独走、圧倒的な力を見せつけ中国高校総体を制しました。

(男子400メートルでIH出場 岡山工業 谷野佑成選手)「素直にうれしいです。後半が持ち味なので、持ち味が出せたと思います。優勝します」

また男子1500メートルでは、玉野光南の黒田然選手が3分51秒58で優勝。女子400メートルでは、倉敷中央の平岡優花選手が表彰台入りし、それぞれインターハイ出場を決めています。

中国高校総体・陸上競技は今月(6月)18日まで行われ、あす(17日)は、昨年全国高校駅伝で優勝した倉敷高校が出場する男子5000メートルも行われます。