新型コロナウイルスの感染法上の扱いが季節性インフルエンザと同じ5類になってから1か月が経ちましたが、今も後遺症に苦しんでいる人たちがいます。「わかってくれない」治療方法がわからず悩む患者と、後遺症と向き合う医師を取材しました。

富山市の小林優さん、40歳。おととし8月、当時住んでいたタイで新型コロナに感染。1年半以上、後遺症に苦しみました。

小林優さん(コロナ後遺症を経験)「会議中も話に集中できないとか「えっ、何言ってたっけさっき」みたいなとかが出てきたり、資料を読んでいても頭に入ってこない」

小林優さん(コロナ後遺症を経験)「たぶんブレインフォグとかだと思うんですけど」