新潟地震発生から6月16日で59年。新潟市東区の石油コンビナートでは新潟市消防局と石油会社などが合同で火災対応訓練を行いました。


59年前の新潟地震ではコンビナート火災が発生。原油タンク5基などが2週間近く燃え続け、近隣の民家およそ280棟が全焼しました。



当時の教訓から、毎年6月に新潟市消防局と石油会社などが合同訓練を実施。16日は地震でガソリンタンクから火が出た想定で、消防隊員らは無駄のない動きでホースを伸ばすとはしご車から一斉に放水。消火までの一連の流れを確認しました。

【新潟市東消防署 新保敏之 署長】
「6月16日は新潟市にとっても、過去大きな被害を受けた。石油タンクは、東区・北区を中心に多くありますので、いつでも対応できるよう準備はしっかりしたい」

16日は小学校などでも地震訓練が行われ、新潟市内は「防災への意識を高める一日」となりました。