様々なものの品薄、高値が続く中、次はオレンジジュースにこの暗い影が迫っています。
朝食やおやつによく飲むという人も多いかと思いますが、しばらく我慢が必要かもしれません。
取材班は鳥取県米子市内にある老舗喫茶店へ。
看板メニューはボリュームたっぷりのモーニングセット。そして、多くの客を虜にするのが「生しぼりオレンジジュース」です。
ぜい沢に2個と半分のオレンジが使われていますが、このオレンジを巡って今困ったことが…。
洋燈 岩﨑實さん
「八百屋さんから入ってきてない」
この喫茶店では長年、市内の業者からオレンジを仕入れていますが、最近入荷が減り、市内のスーパーからなんとか入手している状況です。
この異変は市内のスーパーでも。
記者 土江諒
「こちらジュースコーナーには、1リットルサイズのジュースがずらりと並んでいますが、オレンジジュースがありません」
パイン、グレープフルーツ、マンゴー、メロンと並ぶ中…、オレンジジュースがありません。
まるごう東福原店 竹下夏海副店長
「6月から7月31日までの間は納品がストップして、8月1日から復活する予定になっている」
キリンビバレッジは「トロピカーナ」を7月末まで販売休止することを発表。8月以降は再開予定ですが、90円の値上げも決まっています。
また、雪印メグミルクの「Dole」も、一部のサイズを今年4月上旬から販売休止しています。
オレンジを巡って今何が起きているのか…。
国内の果樹産業を支援している協会に話を聞きました。
中央果実協会 審議役 横井誠一さん
「カンキツグリーニング病っていう病気で、小さな昆虫が媒介する病気なんですけど、これが流行ってしまって」
「カンキツグリーニング病」という病害が、加工用オレンジの主要原産国・ブラジルやアメリカで拡大。
天候不順や大型ハリケーンも重なり、加工用オレンジから作り出されるオレンジ果汁の供給量が世界的に逼迫しているといいます。
中央果実協会 審議役 横井誠一さん
「今後の見通しは(収穫が始まった)ブラジル産オレンジの今年の行方が大きいんじゃないかなと。(供給量は)しばらく逼迫した状況は続くかもしれない」
オレンジジュースを思う存分楽しむには、しばらく我慢が必要なようです。














