終戦から今年で78年です。戦没者を慰霊する式典が新潟市で開かれ、参列した人は「記憶をつなぎたい」と平和への思いを新たにしました。

新潟市中央区の護国神社です。県内関係の戦没者を悼み1968年に建立された「平和の礎」を前に追悼式が行われ、遺族らが黙祷をささげました。
終戦から、今年で78年。
遺族会も高齢化が進んでいますが、終戦当時5歳だったという男性は、戦争の記憶をつなぎたいと3年ほど前に遺族会に入り、初めて式典に参列しました。

【父がフィリピンで戦死した 十二重樹さん(83)】
「現在の戦争をなくすだけでなく、経験をした国としてどうあればいいのかをもっと表立ってやって、組織(遺族会など)をつくって広げていってほしい」
参列者は、平和への思いを新たにしていました。
