高校生アスリートがインターハイを目指す中国高校総体・陸上競技大会は、あす(16日)から岡山市北区のシティライトスタジアムで熱戦の火蓋が切られます。



トラック競技をはじめ、砲丸投げなど活躍が期待される岡山県勢を紹介します。

(玉野光南 陸上競技部 森雄二総監督)「勝つか負けるか、インターハイに行けるかいけないかという試合です」

「しっかり準備をしてその時を迎えられるか」

岡山県立玉野光南高校陸上競技部です。

中国総体の注目選手が伊加海璃選手。

伊加選手は今大会、砲丸投げやハンマー投げなど3種目にエントリーしています。

このうち砲丸投げでは今年5月、岡山県の高校記録を更新する15m75センチをマーク。岡山県高校総体では大会新記録で優勝を飾るなど、現在、全国ランキングで4位に入っています。

(玉野光南 伊加海璃選手)「やっぱり高校生最後の年なので、勝ちにこだわって」

「中国総体でも一投一投を大切にして投げていきたいと思っています」


「ハンマー投げでは60m以上、砲丸投げでは16m以上の記録で優勝します」

また玉野光南には男子3000m障害で全国ランキング5位に位置する黒田然選手の活躍も期待されています。

黒田選手は今月大阪で行われた20歳以下の全国大会で自己記録を更新し3位に輝きました。中国総体では3000m障害と1500mの2種目に出場します。


(玉野光南 黒田然選手)「得意な3000m障害だったり、例年以上にレベルが高い1500mでしっかり自分の走りを意識して、優勝を目標に頑張っていこうと思っています」
中国総体にはこのほか1年生ながら、県総体で女子800mと1500mの2種目を制した津山のドルーリー朱瑛里選手のほか、昨年、全国高校駅伝で優勝した倉敷のサムエル・キバティ選手や桑田駿介選手などが男子5000mに出場します。

中国高校総体の陸上競技は、あすから18日まで岡山市北区のシティライトスタジアムで行われます。
(スタジオ)

大会では男子八種競技に出場する商大附属の河原選手や女子4×100mリレーに出場する倉敷中央など、インターハイ出場に向けて岡山県勢の活躍が期待されています。