15日午前6時50分ごろ、山口県周南市の徳山カントリークラブで、開場準備のためにコースを回っていた関係者の男性が、体長約80センチのクマ1頭が歩いているのを目撃しました。

警察によりますと、目撃場所は、ゴルフ場の南端のコース(アウトコース1番)内で、クマは歩いて北側に立ち去ったということです。

ゴルフ場は、安全確認を行いながら営業をしています。

また、前の日の14日にも、ゴルフ場の付近の国道で体長約1メートルのクマが目撃されていて、警察はパトロールを行い、注意を呼びかけていました。

今年4月から、周南市では24件のクマの目撃情報が寄せられています。

周南市農林課は、「クマは動くものを追うので、見かけたらゆっくりと後ずさりする、クマが立ち去るまで待つなどの対応を。その後、警察や行政に連絡してほしい」としています。