新潟県内の自転車利用者のヘルメット着用率を警察が調べたところ、9.5%だったことが分かりました。着用が“努力義務”になる前に行った2022年9月の調査からは3.2ポイント増えています。

この調査は、新潟県警の調査員が5月下旬に県内30か所で行ったもので、自転車に乗っている人がヘルメットを着けているかどうかを目視で確認しました。
2023年4月にヘルメットの着用が「努力義務」になってから、初めての調査となりました。

この調査によりますと、3771人のうちヘルメットを着けていた人は357人で、着用率は9.5%でした。
努力義務となる前の2022年9月の調査での着用率は6.3%でしたので、3.2ポイント増たことになります。

着用率が向上したことについて新潟県警察本部交通企画課では「広報や啓発活動によって、県民の意識が向上したのではないか。まだまだ100%ではないので、引き続き着用を呼び掛けていきたい」としています。