自民党で徳島・高知選挙区選出の高野光二郎参議院議員は、2022年の末、高知市の居酒屋で秘書を殴打し、流血させたことを認めました。「胸のあたりをたたくつもりが、鼻に当たった」と説明しています。

徳島・高知選挙区選出の高野光二郎参議院議員は、2022年の末、高知市の居酒屋で秘書を殴打し、秘書が鼻から流血するさわぎとなっていたことが、テレビ高知の取材で明らかになっています。

高野議員は14日、国会内で取材に応じ、秘書を流血させたことを認めました。経緯として「『ちゃんとやろうぜ』と、胸の辺りをたたくつもりが、鼻に当たった」と説明しました。

テレビ高知の、複数の関係者への取材では、秘書は「血が止まらないような状態だった」ということです。また、店のおしぼりで血をぬぐい、血が付いたおしぼりは事務所が持ち帰ったということです。

自民党の高知県連は今後、高野議員に詳しい事情を聞く方針で、中谷元会長は「本人からの詳細な説明はないが、県連としては本人から事情を聴取し、事実関係を確かめたうえで、それに基づいて厳正に対処しなければならないと思っている。本人を含め事実確認をさせてほしい」とコメントしています。

自民党高知県連　中谷元会長